【ダブル・シーズン7】アシレ、と、エルフ【最高9位/最終13位】

 

免許合宿から失礼するゾ〜www

 

普段はシーズン終了後に出るポケモン論文発表会はTLがそれで埋まるのであまり好きではないが、久しぶりに自分で構築を組んで、真剣にやって、ランクバトルでは最高9位、最終13位の成績を残せたので反省と記録を兼ねて筆を執ることとする(ただし日本一決定戦予選は雑魚)。

 

 

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構築は

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の順番で決定した。

 

 

パーティ紹介 

f:id:initial_A_poke:20200702134513p:plainアシレーヌ(うるおいボイス)@いのちのたま
155-*-95(4)-195(252)-136-112(252)
ハイパーボイス/ムーンフォース/ハイドロカノン/まもる

かわいくてこの子を使いたいという理由から構築をスタートさせた。ちなみに見た目に反して高火力である。どれぐらいかというとほとんどのダイマックス状態のドラパルトをダイフェアリーで倒せて、非ダイマックス時でもすなあらし状態の非ダイマックス状態でH252振りのバンギラスハイドロカノンで確定1発で持っていけるぐらい。その圧倒的火力から使いやすいと考えたため構築のメインとして採用した。
技としては非ダイマックス時のメインウェポンであるハイパーボイスムーンフォースダイマックス時の仕様でハイパーボイスがダイアタックになってしまうため最高火力のダイストリームを叩き出せるハイドロカノンを採用した。
まもるを切りエナジーボールを入れて、技範囲を広げることも考えたが、ゴリランダーがパーティにいるためダイソウゲンを打つメリットがほとんど無かったり、相手のダイマックスターンを稼いだり、相手のこだわりハチマキゴリランダーのグラススライダーでダイマックス状態でも確定1発で持っていかれるため、いかくを入れる隙を作れたりと汎用性が高いまもるを採用した。

何よりアシレはかわいいですね。 

C:ダイフェアリーでダイマックス390(252)-102(52)ドラパルト乱数1発(62.5%)
 ダイフェアリーでD-2 192(252)-135トゲキッス確定1発
 ハイドロカノンで207(252)-120バンギラス確定1発
S:準速

 

f:id:initial_A_poke:20200702105649p:plainエルフーン(いたずらごころ)@きあいのタスキ
135-*-105-129(252)-96(4)-184(252)
ムーンフォース/ちょうはつ/うそなき/おいかぜ

すばやさの遅いアシレーヌのサポートとして採用。いたずらごころのおかげでHPが1でも残っていれば仕事ができる可能性があるためきあいのタスキを持たせた。いたずらごころからのおいかぜは決まりやすく使いやすい。
また相手が高耐久のポケモンアシレーヌダイマックスターンを稼ごうとしても、うそなきでとくぼうを下げることでアシレーヌの技圏内に持っていけるため、バークアウトや相手の甘えたプレイングを許さない。
ちょうはつはトリル相手に強いかと思い採用したが、このゆびとまれで吸われたり読まれることが多くあまり使わなかったため別の技に変更してもいいかもしれない。ただし相手のエルフーンのサポートを妨害したり、初手さいみんじゅつを撃ってくる不届き者を成敗したり、まもるが見えている相手のポケモンに打つことでアシレーヌを通すという流れを作ったりと色々できるため一長一短であると感じた。

ちなみにランクバトル2桁に乗るまでエルフーンミラーの同速に一生負け続けたため「ほんと自覚ないなお前」と切れていたが、よくよく確認したら孵化時の性格が間違っており、ずぶとい準速になっていたことが発覚した。ごめんエルフーン。そら勝てんわ。

 

f:id:initial_A_poke:20200702105713p:plainジュラルドン(すじがねいり)@じゃくてんほけん
175(236)-*-135-189(252)-70-108(20)
ラスターカノン/10万ボルト/あくのはどう/まもる

物理攻撃に強いポケモンと相手のダイジェットの一貫を切るために採用した…が後述するギミックで使うことが多かった。
すばやさはおいかぜ時に最速ドラパルト抜きまで振っていたがエルフーンと組ませることがなかったため、いっそのこと無振りかアシレーヌよりはやくすることでダイアークの後、アシレーヌの技を通せるぐらい振る方が良いかもしれない。
最初はまもるの枠がりゅうせいぐんだったがダイドラグーンが欲しい場面がほとんど無かったことと、まもるを使いたい場面が多かったので切った。
基本的にイエッサン♀+ブリムオン(いわゆるイエブリ)が入ってるパーティに選出する。

攻撃時に目の焦点合ってないのがちょっと怖いけど腕を地面につけるモーションは好き。

C:+2ダイアークで147(252)-171(164)サマヨール乱数1発(87.5%)
 +2ダイスチルでリリバ込み164(252)-123ブリムオン確定1発
S:おいかぜ時、最速ドラパルト抜き

 

f:id:initial_A_poke:20200702105706p:plainゴリランダー(グラスメイカー)@とつげきチョッキ
207(252)-149(28)-111(4)-*-126(196)-109(28)
グラススライダー/じしん/とんぼがえり/ねこだまし

夢特性の解禁とグラススライダーの習得で1匹で完結している非常に強力なポケモン。前述のイエブリに対してジュラルドンとともに先発で選出する。隣のジュラルドンより素早さを1高くしており、巻き込みながらじしんをうつことでジュラルドンのじゃくてんほけんを発動させる。グラスフィールド下であればジュラルドンのダメージは軽減されるためシナジーがある。
イエブリと初手対面した場合、フィールドがどっちであろうが相手は油断してブリムオンでトリックルームを使ってくるので容赦なくじしんをうつことで確実にトリル展開を阻止することができる。ジュラルドンがんばえ〜。
またメインウェポンとなるグラススライダーを先制でうてるようにするためフィールド合戦に有利なとんぼがえりを採用している。この枠はばかぢからやはたきおとすと悩んだが、ねこだましを採用している関係上サイクルを回す中でもなかなか使いやすかったので結果よかったと思う(こなみ)。
一応トゲキッスのダイジェットを余裕を持って耐えるぐらいまでは調整しているが急所に当てられる哀れなゴリラ。仮に耐えてもトゲキッスには無力な悲しいゴリラ。ただしいのちのたまラプラスのキョダイセンリツに対しても強気に突っ張れるので強いゴリラ。とくぼうに関してはもう少し調整の余地があるように感じた。
こうげきの努力値は余りだが元々の種族値が高いためそこそこの火力を出してくれた。何よりきあいのタスキをグラススライダーで潰せるのがかなり強い。

D:いのちのたまラプラスのキョダイセンリツ(140)確定耐え(79.2~94.2%)
S:味方のジュラルドン+1

 

f:id:initial_A_poke:20200702105639p:plainウインディ(いかく)@こだわりハチマキ
165-162(252)-100-*-101(4)-161(252)
フレアドライブ/インファイト/ワイルドボルト/しんそく

いかく撒きといわゆる終盤のお掃除役。
エースバーンが環境に蔓延ることは分かっていたので、いのちのたまダメージや他ポケモンの技で削れたエースバーンを先制技で吹き飛ばせる火力を求めてこだわりハチマキを持たせた。
アシレーヌやジュラルドンで荒らしたあとはいかにしてウインディの一貫を作るかが大事になってくる。
ガオガエンすてゼリフなど自分でサイクルを回せるがウインディにはそれがないのが辛かった。ただし火力はあるのでアシレーヌやジュラルドンで倒しきれなかった相手ポケモンを仕留めてくれたいいポケモンだった。

でもエースバーンに後出しでいかくを入れたらダイジェット急所で吹き飛ばされたりとかお前やる気あるの?ってことも多かった。

 

f:id:initial_A_poke:20200702134516p:plainリザードン(サンパワー/キョダイマックス個体)@ラム
153-*-99(4)-161(252)-105-167(252)
オーバーヒート/ぼうふう/ねっさのだいち/まもる

ここの枠はかなり迷走していた。
最初は浮いてるポケモンが欲しいということと、バンギラスドリュウズに弱いのではないかと思い、てっぺき+ボディプレスのアーマーガアを採用した。しかし非常に晴れパ(主にコータスフシギバナ)がつらいことが発覚した上にバンドリはアシレーヌウインディで倒せることが発覚したので、次は晴れパに強そうかつ、いかくも撒けるラム持ちギャラドスを採用した。しかしギャラドスは非ダイマックス時が非常に頼りない、晴れパの選出抑制ができない、でんきタイプがつらすぎるという三重苦で解雇。
結局「晴れパには晴れパをぶつけンだよ」の精神で苦し紛れに入ってきたのがリザードン。またリザードンがいることでエルフリザ偽装にもなり、相手のバンギラスを誘ってアシレーヌで狩る選出誘導もできた。
技に関しては、火力と命中を両立できるオーバーヒート、非ダイマックス選出時にアシレーヌのダイストリームで雨を降らせた後にシナジーのあるぼうふう、何かと便利なまもるまではすぐに決まった。ラストの技はげんしのちからやソーラービームなど候補があったが、げんしのちからベースのダイロックでは相手のギョダイマイックスリザードンを倒せない点、ゴリランダーで水ポケモンの対策は充分にできている点を考え、パーティ単位で重めなパッチラゴンやコータスへの打点になるねっさのだいちを採用した。

ちなみにほとんど出さない見せポケと化した上になんか普通に晴れパも出てきてよくわからん存在になった。

 

基本選出

先発

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後発

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ほとんどこの選出だった。
エルフーンのおいかぜからアシレーヌで荒らしまくった後にウインディで締めるのが最も綺麗な勝ちパターン。ゴリランダーはねこだましで相手のポケモンを止めたり水ポケモンを倒したりクッションになったり色々する(雑)。

 

対トリル(主に対イエブリ)選出

先発

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後発

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ゴリランダーの地震でジュラルドンのじゃくてんほけんを発動させて荒らしまくった後以下省略。アシレーヌの枠はエルフーンでも良いかもしれない。

 

 

反省点

・選出がほぼ2パターンしかないのでスイッチトリルが多い環境では選出の段階で択が生まれやすい。そのためうまく嵌ればイージーWinしやすいが読み負けた時の巻き返しがつらい。エルフーンとジュラルドンを絡めた選出などもう少し構築の練度を上げられたかもしれないので練習不足の面がある。
・後発ダイマックスがつらい。基本選出は両方とも前のめり気味であり、初手にダイマックスを切ることが多いがプレイングが上手い人にはダイマックスターンを上手に稼がれて後発ダイマックスで一掃されるような負けパターンが多かった。特にアシレーヌやジュラルドンが倒されてからの後発ドラパルト相手には無力なポケモンが多く辛かった。パーティ的にしかたがない部分もあるがこれもまた練習不足の面が多い。
・ネット大会慣れしていない。どのタイミングで潜るか、休憩をとるか等、経験者であれば感覚で分かっていることができていなかったように感じる。そのためプレイングに粗が出たりテンポを崩したりと散々であった。時間があればいくらでも潜り続けられるランクバトルと違い、限られた試合数の中で高い勝率を叩き出さなければならないオンライン大会では致命的な欠点である。
・環境読みができていなかった。ワイドフォースが追加されてイエブリが増えると思っていたが別にそんなことは無かったぜ!
・大会の時は飲み会を入れない。でもこれに関しては直前に日程発表する公式サイドにも問題があると思う。

 

戦績

ランクバトル
最高9位 (6/30時点)
最終13位
レート1969

 

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最後に

来シーズンは解禁ポケモンが大幅に増えるため環境が全く変わってこのパーティは通用しなくなると思ったので供養のために書きました。
自身の結果を残せなかったのは残念ですが、日本一決定戦に出場される皆さんは頑張ってください。私はどうぶつの森のアプデも来ることなのでしばらくまた無人島生活に戻ろうと思います。

何か質問があればTwitterまでどうぞ。答えられる範囲であれば答えます。

全くの余談ですが、タイトルは夢野久作の『いなか、の、じけん』から取りました。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

アズサ

@initial_A_poke